
越後随一の豪農の姿を今に伝える館
北方文化博物館は、全国的にも有数の規模を誇った大地主「伊藤家」の暮らしぶり、豪農の文化を今に伝える歴史博物館です。
大地主伊藤文吉氏の邸宅として明治時代に築かれた純日本式住居をもとに、広大な敷地内には、鎌倉・室町の古式により造られた庭園、貴重な美術品を収蔵する集古館をはじめとする資料を多彩に展示。
「豪農の館」としての様々な魅力を発信し続けています。
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美しい庭園に面した大広間からは、格調高い鎌倉・室町時代の様式に基づき数年がかりで築庭された、回遊式庭園を楽しむことができます。四季によって全く異なる姿をみせる庭園の姿は、いつ訪れても驚きと感動をもたらしてくれます。
北方文化博物館・四季の写真はこちら(公式サイト・四季の写真へ)
ガイドによる館内ツアーも実施
北方文化博物館では、無料ガイドによる、館内ツアーを実施しています。明治24(1891)年に竣工した大変珍しい「三楽亭」をはじめ、ガイドさんが館内の見るべきスポットを丁寧に説明してくれます。
ただ訪れただけでは、気が付かずに通り過ぎてしまうかも…。そんなスポットも、ガイドさんがひとつひとつ丁寧に教えてくれます。茶の間から中庭側を見上げると、天然杉を使った丸桁が目に入ってきます。これは、会津から筏(いかだ)によって運ばれてきた長さ16間半(30メートル)の一本物。
大広間では、腰を下ろし、庭園を見渡しながらガイドさんに耳を傾けます。豪農・伊藤家の暮らしぶり、北方文化博物館が立地する沢海の歴史から、果ては日本文化の奥深さにまで及びます。
すべてまわり終わる頃には、かつての豪農の豪華絢爛な暮らしぶりや、その勢いを感じるでしょう。
スポット情報
北方文化博物館